加藤医院での診療を開始して3週間が経ちました。
スタッフブログにもあるように、まだクリニック全体が呼吸器診療に不慣れで、また何より私がクリニックの診療に不慣れであることもあり、患者さんには大変ご迷惑をお掛けしております。
スタッフ一同、なるべく早くスムーズな診療ができるようになれるよう、かんばってまいりますので、今しばらくご辛抱いただければと思います。
さて、私は3月まで茅ヶ崎市立病院 呼吸器内科に勤務をしておりました。
この病院、市のプロモーション活動もあり、結構ドラマの映画や撮影で使用されています。例えば有名どころでいうと米倉涼子さんの大門先生が有名なテレビ朝日の「ドクターX」や、(少し古いですが)上戸彩さん主演のフジテレビの月9の「流れ星」、最近では同じくフジテレビ「モンテ・クリスト伯」などでしょうか。
当然撮影は、主に土日や夜間など、病院が営業していないときに行われますが、我々医師はそんなときも、患者さんの状態が悪かったり、仕事が残っていたりするときは出勤しなければなりません。
つまり病院は通常営業をしないといけない場所なので、やみくもに立入禁止にすることができません。そうなると必然的に我々が撮影現場と交錯する場面が出てきてしまいます。
ある先生は、上戸彩さんの演技の後ろで、ふつうに廊下を歩いていたところをさも自然に映り込んでいました。
私も映ることはありませんでしたが、患者の急変対応を米倉涼子さんが迫真の演技で演じている隣のブースで、頂いた紹介状のお返事を作成したりしていました。
さすがに主役級の役者さんは明らかにまぶしいオーラを放っていますが、脇役の方もさすが役者さん、やはり我々一般人とは違う輝きがあります。
病院撮影の映画やドラマで、後ろにそんな何もオーラも輝きも持っていない白衣姿が映ったら、それは何のオーラも輝きも持たない私たちのような人かもしれません(笑)