一般診療についてのご案内
当院では、一般的な内科診療に加え、金曜、土曜には消化器内科医による消化器専門外来を行っており、併せて胃カメラ検査、超音波検査なども行うことでより精度の高い診療を行っております。
漢方治療、禁煙外来なども行っており、皆様のおカラダのお悩みに広くお応えできる体制を整えています。
詳しくは以下よりご覧ください!
内科診療について
当院は風邪やインフルエンザ、骨粗鬆症といった一般的な内科診療に加え、高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の治療や予防にも積極的に取り組みを行っております。
当院の浅井院長は総合内科専門医、プライマリケア認定医などの資格を有しているほか、他の診療医師も、内科認定医、総合内科専門医などをそれぞれ有しております。
体の異変に気づいたら、どのような症状でもまずご相談ください!
内科疾患について
高血圧症
くり返しの血圧測定で、最高血圧が140mmHg以上、もしくは最低血圧が90mmHg以上であれば、高血圧と診断されます。
高血圧は通常自覚症状を引き起こすことはありませんがが、長い期間放っておくと、血管が硬くなる「動脈硬化」を引き起こし、様々な血管系の病気の源となってしまいます。
知らない間に命に係わる病気になる確率を高めてしまうため、「サイレントキラー」の異名を取る病気で、なめてかかると痛い目を見ます。
気づいたら早めの生活習慣改善や、必要な場合は精密検査、薬の治療などが必要となります。
2021.11.20 クリニックで測る、血圧のホントに正しい測り方
脂質異常症
脂質は大きくコレステロールと中性脂肪に分けられます。
体にとって、脂質は必要不可欠な栄養素ですが、これらが過剰になってしまうと、血管にプラークというコブを作り、動脈硬化を作ってしまいます。
またもちろん「万病の元」である肥満は、脂質とは直接的につながっています。
脂質異常症もこれだけでは症状をきたすことはありませんが、一口に脂質異常症といっても、その以上の程度や性別、年齢、それにその方の持っているリスク因子などで、治療の目標は大きく変わります。
脂質異常症の治療のキモは、この目標をいかに正確に設定できるかというところです。患者さんがしっかりと医師とコミュニケーションをとって治療にあたることが、脂質異常症の治療成功のカギになるのです。
糖尿病
人間の体には、「糖」が存在しており、筋肉や脳など、様々な臓器のエネルギー源になっています。血液中のこの糖の濃度を絶妙にコントロールするのが、血液の糖を減らす「インスリン」と、増やす「グルカゴン」というホルモンです。
これらのバランスが崩れたときや、インスリンの効きが悪くなってしまうと、血液の「糖」があふれてしまい、高血糖の状態となります。
血糖値が高くなりすぎると、動脈硬化を進めてしまい、その先には様々な血管系の病気が待ち構えています。
気づかないうちに進んでいることの多い病気であり、早期発見がとても大事になりますが、現在血糖を下がる薬はここ数年で大きく飛躍しました。気になったらすぐにお医者さんに相談してみましょう!
2024年6月から開始される「生活習慣病 療養計画書」の運用について
2024年より、国民の生活習慣病をよりきめ細やかにコントロールするという国からの方針が示され、6月から生活習慣病の方には療養計画書を用いて管理をするようにとの通達が行われました。
当院でもこの方針に則り、今後皆様に個別の療養計画書を作成し、よりきめ細やかな生活習慣病の管理を行って皆様の健康に資する方針となりました。
今後、糖尿病、高血圧症、脂質異常症のみでおかかりの方につきましては、療養計画書を作成するための事前問診表の記入をお願いすることとなりました。
問診はWebから行っていただきますが、Webからの入力が難しい方のために、紙の問診表もご用意しました。
こちらからダウンロードできますので、印刷してご利用下さい。
詳しくは受付にてご案内いたします。
また療養計画書の運用が開始されたら、皆様に内容ご説明後、療養計画書にサインを頂くこととなりますので、併せてご協力いただけますよう宜しくお願い致します。
なお、当院では6月以降、糖尿病、高血圧症、脂質異常症のみの方に対する、療養計画書を用いない診療は行えませんのでご留意ください。
※なお発熱・感染症外来については、こちらをご覧ください。
2019.9.14 「かぜを診る」ということ
2019.10.17 「かぜ」と「抗生物質」
2019.11.18 インフルエンザの治療について(その1)
2019.11.21 インフルエンザの治療について(その2)
2020.1.27 新型コロナウイルスと今できる対策
2020.2.24 新型コロナに勝つ、今こそ覚えておきたい感染対策
2020.2.29 「検査」を正しく理解する ~難しいけどなるべくわかりやすくしてみます~
2020.3.18 新型コロナウイルスについて、今わかっていることと皆様にお願いしたいこと
2020.3.29 新型コロナウイルスによる肺炎とは?他の肺炎と何が違うの?
2020.4.7 普段の体調管理で押さえておきたい,体温のはなし
2020.4.30 現時点でのPCR検査の意義 ~なぜ楽天のPCR検査は問題なのか?~
2020.7.24 WITHコロナ時代における、風邪診療の難しさ
2020.8.4 新型コロナとイソジン、押さえておくべきこと
2020.8.24 WITHコロナ時代のインフルエンザ流行期対応
2020.12.9 自費のPCRってアリなの!?
2021.2.21 いよいよ新型コロナワクチン接種開始! ~ところでコロナワクチンってどんなもの?~
2021.3.1 新型コロナワクチンの接種方法、今わかっている注意点(床張り替えちゃいました♪)
2021.4.1 風邪薬を使うときに、知っておきたいこと & 新体制3年目のごあいさつ
2021.4.18 「私、ワクチン打っていいの?」にお答えします。(壁ぬっちゃいました♫)
2021.5.4 ワクチン打ってどうなった?? ~コロナワクチン接種レポートその1~
2021.5.20 ワクチン打ってどうなった??完結編 ~コロナワクチン接種レポートその2~
2021.7.12 ファイザーとモデルナのコロナワクチン、どこがどう違うの?
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2021.9.7 インフルエンザワクチン、今年は打つべき・・・?
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2021.12.9 インフルエンザ、今どうなってるの?
2022.1.4 オミクロン、どう考えるべき??
2022.1.19 コロナの外来治療、まとめてみました。
2022.2.1 ワクチン打ってどうなった?? ~ブースター接種編 モデルナでも大丈夫??~
2022.3.24 祝!最新式レントゲン装置導入記念ブログ レントゲン写真ってどんなもの?
2022.5.29 4回目のワクチン最新情報、そして、コロナパンデミックはどこへ行く・・・
2022.10.6 インフルエンザ、世界ではどうなってる?日本ではどうなる?? (院内改装はどうなった???)
2022.12.27 来る来るインフル・・・コロナとの違いは??
2023.5.7 コロナが5類になって、変わること、変わらないこと
2023.6.14 お子さんからご家族へ・・・今よく聞く「RSウイルス」「ヒトメタニューモウイルス」ってどんなもの?
消化器科
消化器とは食べ物の通り道である食道、胃、小腸、大腸、肛門、そして食べ物の消化吸収に欠かせない肝臓、胆嚢、膵臓の総称です。消化器の病気を正しく診断するためには超音波、レントゲン、内視鏡などの検査が不可欠です。
当院では患者さんの検査の負担を減らすため経鼻内視鏡に加え、麻酔を用いた鎮静下での内視鏡検査を行っています。
また胃腸以外の臓器からも腹部の症状が出現することは少なくありません。
当院では超音波検査技師による腹部超音波検査を火曜日に実施しております。
2024年4月の土曜日(不定期)より、消化器専門医による消化器専門外来を開始しました。
あわせて当院の加藤医師は消化器科を専門としております(加藤医師の診察は金曜午前のみとなります)。
専門的な消化器疾患の検査や治療は、是非これらの診療枠をご利用下さい(一般的な腹痛、下痢などのお腹の症状は、院長その他の内科外来でも受け付けております)!
漢方外来
現代西洋医学では 全ての訴えや症状が治れば漢方の出番は多くありません。ところが、西洋医学では不十分、又は治らないと言われている症状や訴えでお悩みの方は少なくありません。
西洋医学は「病気」の原因を突き止め、その原因を改善させるという視点を持ちますが、東洋医学は病気の原因よりは、患者さんの「性質」や「症状」にフォーカスを当て、崩れているそれらのバランスを整えることで、主に「症状の改善」を目指すという視点を持ちます。
当院では漢方薬の立ち位置は、西洋医学の補完医療と考えています。
それぞれの視点が異なるからこそ、それぞれを組み合わせることにより、より効率的に症状を改善できることも少なくありません。
日本では約150種類の漢方薬エキス剤が健康保険で認められています。保険適用のエキス製剤を使用して西洋薬と漢方薬を組み合わせて治療にあたっています。
禁煙外来(保険適用)
2021年6月25日追記:現在禁煙治療に使用するチャンピックスの製造販売会社であるファイザー社より、チャンピックスの出荷保留、供給停止が発表されています。供給が再開されるまでの間、チャンピックスを使用した禁煙外来を行うことができません。そのため、禁煙外来をご希望の際は、当面カウンセリングとニコチンパッチの使用にて行うこととなります。ご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご了承ください。
当院では保険診療で禁煙治療を行うことができます(禁煙治療の施設適用基準を満たし、社会保険事務所への届出が受理された医療機関のみで保険適用となることができます)。当院の浅井院長は呼吸器内科専門医として、多くの方々の禁煙治療に携わってきました。その方にあった、オーダーメイドの禁煙治療を提供いたします。
一定の条件を満たした方なら、保険適用となります。
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前回の禁煙治療の初回診察日より1年経過している
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ニコチン依存症を診断するテスト5点以上
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一日の平均喫煙本数×喫煙年数が200以上(35歳未満の方はこの条件は不要です)
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1ヶ月以内に禁煙を始めたいと思っている。
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禁煙治療を受けることに文書で同意することが出来る。
上記以外の方でも保険診療外で禁煙治療を受けることは可能です。
治療は今まで喫煙を続けていた状況や、禁煙に向けての気持ちの整理などのカウンセリングを行いながら、バレニクリン(商品名チャンピックス:現在出荷停止中)やニコチンパッチなどの禁煙補助剤を使用しながら自然に禁煙ができるようにサポートを致します。
通院期間は3か月で、その間最低5回の通院をしていただき、その都度呼気一酸化炭素検査を行い禁煙が続けられているかを確認し、最終的に禁煙を達成できることを目標とします。おおよそ60~80%の方が最終的に禁煙を達成できます。
また途中でどうしても挫折してしまいそうになることも珍しくありませんが、当院ではその場合でも、治療のパートナーとして患者さんを支えていきながら、少しでも目標に近づけられるように手助けをしていきます。
これまでに、禁煙したくてもなかなかできなかった方、これから禁煙に挑戦してみようと思っている方、お気軽にお問い合わせ下さい。