医師ブログ

2011.02.20更新

点滴療法研究会実践セミナー アドバンスコースに参加してきました。
今回のセミナーでは
1.高濃度ビタミンC点滴療法の適応として従来の適応に追加して
 標準治療を拒否している、手術待機中の術前療法、手術後の補助療法、QOLの改善
 が加えれたとのことです。
2.高濃度ビタミンC療法ではがん治療の必須サプリメントとして
 基本マルチミネラル・ビタミンのほか
 ビタミンC 6~10g(Lypo-C 2~4g)
 ビタミンD3 5000IU
 セレニウム 400μg
 α-リポ酸  600mg
 とのことで今後これに準じたサプリメントを検討したいと思います。
3.当院でまだ施行していないアルファーリポ酸点滴療法、ウクライン療法の話では具体的な投与プロトコルを示され興味深く聞いてきました。 特にウクライン療法は今回はじめて聞いた療法ですが、副作用もなく有効性が高いとのことです。今後当院で施行するかどうか検討していきたいと思います。

投稿者: 茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック 院長 浅井偉信

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