医師ブログ

2010.12.11更新

ナースのための褥瘡超音波検査(アスリードセミナー)に参加してきました。
褥瘡と超音波検査、私の知識の中では今まで関連がないものと思っていました。タイトル名に興味をおぼえ参加しました。東葛クリニック病院の富田則明先生の講演で使用した機種は携帯型エコーのnanomaxxという装置でした。この装置は以前ソノサイトという名前でオリンパスが販売していたものの改良されたものとのことです。
前般は超音波の基礎的な講義とプローブの握り方、走査法のハンズオンで後半は褥瘡の原因、NPUAPのSTAGE分類、DTI(Deep Tissue injury)、褥瘡の超音波所見を中心に症例を供覧していただきました。
 超音波検査を取り入れることにより
 1.DTIを早期に判断でき予防ケアの充実化を図れる
 2.褥瘡の急性期 介入初日でも変化の過程を予測でき治療方針やケア目標が立案
 3.予防ケアの評価が客観的にわかる
 褥瘡はチーム医療として患者の状況に的確に対応した医療を提供することが大事とのことでした。
明日は分子整合栄養学の1dayセミナーに行ってきます。

投稿者: 茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック 院長 浅井偉信

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