医師ブログ

2010.10.05更新

神奈川県内科医学会 糖尿病対策委員会の活動報告会に出席してきました。
一般演題 神奈川県における糖尿病腎症の実態


 神奈川県における2型糖尿病6325例を対処とし多施設共同研究で糖尿病腎症の病気分類とCKDのステージ分類には相異があり糖尿病腎症の早期診断、治療の効果判定、経過観察にはCKDのステージ分類ではなく糖尿病腎症の病期分類がより適切であることおよび蛋白尿、アルブミン尿の検査が重要であることが示唆されるとのこと。
特別講演 糖尿病腎症の病態と臨床的モニタリングマーカー
 


新しいCKDのバイオマーカーとして尿中L-FABPが有用で最近保険収載されたとのこと
この話を聞けただけでも今日の講演会は収穫がありました。
明日は藤沢でDRI(直接的レニン阻害薬)の講演会を聞きにいく予定です。

投稿者: 茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック 院長 浅井偉信

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