医師ブログ

2010.08.08更新



日本消化器がん検診学会 関東甲信越地方会 超音波部会 第6回長野セミナーに出席してきました。



9時30分~12:00 頚動脈エコーのハンズオンセミナー 酒井博先生(小諸厚生総合病院)
 流速波形の評価の仕方、mean-IMTの測定の仕方など講師の先生より実際の手技を教わってきました。



13:20~14:00 ミニレクチャー&ライブデモ 上原信吾先生(佐久総合病院)
   腎エコーの基礎、瘍と鑑別が必要な正常変異、腎癌の診断について拝聴しました。

14:15~15:20 胆嚢疾患の超音波診断 木村克己先生(日吉台木村内科)
 大型の有茎性病変腫瘍性病変とコレステロールポリープなど非腫瘍性病変との鑑別が必要となる。その際、表面像に注意することが有用であり、平滑~結節状ならば腫瘍性病変、顆粒状ならば非腫瘍性病変と診断することが妥当であるとのこと。

15:30~16:45 講演&ライブデモ 肝腫瘍の超音波診断  小川眞広先生(日本大学)
 超音波の画像とMRI画像をリンクして実際にライブデモしていただき肝臓を観察するときの死角となる部位を指摘され対処の走査の仕方を手ほどきしていただきました。また講義では肝腫瘍のきれいな画像で超音波画像と病理を対比して説明を受け、また造影超音波のお話も拝聴いたしました。

休診して1日のセミナーを受けてきましたが非常に有意義な1日でした。





投稿者: 茅ヶ崎内科と呼吸のクリニック 院長 浅井偉信

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