各種検査のご案内

各種検査のご案内

胸部レントゲン検査

デジタルレントゲンのため、検査による被曝量を抑えることができ、より安定した高品質な画像を得ることができます。

また当院の診察室モニターはレントゲン所見を詳細に映し出す、専用のモニターを採用しております。
当院のレントゲン読影はすべて読影に精通した呼吸器内科が行い、またレントゲン所見のわずかな変化があった際はすぐにCTにて精密検査をすることができる体制を整えております

80列マルチスライスCT

当院では、クリニックでは最高レベルとなる80列マルチスライスCTを導入しております。
80列CTとは、検出器が80個あるという意味で、管球が1周回転すると80枚の写真を得ることができ、また「ダブルスライス技術」という技術を用い、撮影の過程でデータを工夫して処理することで、2倍の160枚分の情報を得ています。

これにより、撮影時間の短縮と、非常に高精細な画像の取得、それに従来の装置に比べ最大75%もの放射線被ばく量の減少という、大きなメリットを得ることができるようになります。

当院では呼吸器症状やレントゲンで異常影を指摘された方に、最短当日でCT撮影を行い、呼吸器科医の読影による暫定結果を即日説明できる体制を整えています(放射線読影医による正式な読影結果は数日を要します)。

肺機能検査

肺の容積や気道が狭くなっていないかを調べられる検査です。
喘息やCOPD、その他の肺の病気の診断、また肺以外の呼吸困難の病気の原因を調べることにもつながります。

鼻をクリップでとめて、鼻から空気が漏れないようにしながら専用の装置を口に加えた状態で行います。

通常の呼吸を繰り返した後に、思いきり吸ったり、勢いよく吐いたりして肺活量や1秒間にどの程度息を吐き出せるかなどを計測していきます。

当院では適切な感染対策を行っており、また高性能空気清浄機を室内に備えておりますので、検査による感染の心配はありません。

呼気NO検査

喘息では気道に炎症が起きているために起こります。
喘息の状態の気道では一酸化窒素(NO)が産生されていることがあり、これを測定することで喘息を診断したり、治療効果や現在の状態を判断することができます。

方法としてはマウスピースを咥えていただき、画面の指示に従いながら約10秒ほどゆっくり息を吐くだけです。

マウスピースは全て一人ひとり交換しており、検査もしっかりと感染対策を施しておりますので、検査による感染の心配はありません。

モストグラフィー(総合呼吸抵抗測定装置 MostGraph-02 )

COPDや喘息ではさまざまな理由で気道が狭くなり、その結果気管の中の空気が通りにくくなります(これを呼吸抵抗といいます)。
この機械では音波を出す機械に向かって、マウスピースを咥え通常通りの呼吸を行うだけで呼吸抵抗を測れます。

呼吸抵抗のパターンにはCOPDと喘息に現れやすいパターンがあり、ある程度見分けられます。また治療効果を判定するにも有効に使えるとされています。

この検査もマウスピースは全て一人ひとり交換しており、しっかりとした感染対策を行っておりますので、検査による感染の心配はありません。

心電図検査

手首、足首、胸に電極をつけて、心臓の動きを調べます。
心筋梗塞や狭心症といった虚血性心疾患、そして不整脈などの発見に有効です。

少しでも精密検査の必要な所見が疑われた場合は、適切に周辺の高次医療機関などに紹介を致します。

また、当院では24時間心電図で心臓の動きを記録し続けるホルター心電図検査や、脈が乱れたと感じられた時だけ心電図を記録することができる簡易型携帯心電計による不整脈検査も実施しております。

血圧脈波検査

両手両足の血圧、脈波を測定することで、簡単に動脈硬化がどれくらい進んでいるかを調べることができる検査です。

また急に足がむくんできたときや、歩いた時に足に痛みが感じられるときは閉塞性動脈硬化症の疑いがあります。この検査では動脈のつまり具合がわかりますので、下肢動脈超音波検査などを組み合わせてこれらの病気の診断を行うことができます。

また検査結果として血管年齢もわかりますので、脳梗塞心筋梗塞など、血管の重大な病気をどれぐらい起こしやすくなっているかということがわかります。

そのためこれらの病気の発症予防の目標としてもご活用いただくことができます。

特に以下に当てはまる方は、一度検査を受けられることをお勧めします。

 過体重(BMIで25以上
 高血圧(収縮期140mmHg以上、または拡張期90mmHg以上
 高血糖(HbA1c5.6以上、または空腹時血糖110mg/dl以上
 脂質異常症(LDLコレステロール140mg/dl以上、または中性脂肪150mg/dl以上、またはHDLコレステロール40mg/dl未満

気管支鏡検査

気管支鏡検査は口から気管、気管支にカメラを挿入することで、喉や声帯の部分の観察や、さらにその奥の気管、気管支までを直接観察することができる検査です。

当院では、慢性的な喀痰の除去や、血痰や喀血の原因精査慢性的な肺・気管支の感染に対する原因菌の検索(これを行うことで適切な薬剤の選択ができ、症状がコントロールしやすくなるようになります)のためなどに気管支鏡検査を行うことができます(クリニックで気管支鏡検査を扱える施設は、県内でも非常に少数に留まります)。

肺がんの診断など、生検を必要とする検査は、通常病変が気管支鏡では直接見えず、通常X線透視を必要とする部分にあることが多いこと、生検時に大出血に備えることのできる設備が必要なことから当院では行いませんので、この場合は連携する総合病院にご紹介いたします。

上部消化管内視鏡(胃カメラ)検査

当院のファイバーは鼻からも挿入できる細径タイプで、検査の負担を和らげることができます。また今まで以上に鮮明な画像の撮影が実現でき、より細かい診断が可能になります。

内視鏡を体内に入れて、先端についている小型カメラで食道、胃、十二指腸などの中の様子を調べる検査です。当院では口や鼻から入れて胃の中の様子を調べる「上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)」を行っています。

胃カメラに関しては、苦しいというイメージをお持ちの方が多いと思いますが、当院では全身麻酔を使用した検査や、鼻から内視鏡を挿入する検査(経鼻内視鏡検査)にも対応していますので、ご安心ください。

当院ではレーザー光源搭載の新世代内視鏡システムを採用し、内視鏡での狭帯域光観察(血管や微細な表面構造を見やすくする)で診断精度を向上させ、病気の早期発見に努めています。

下部消化管内視鏡(大腸カメラ)検査

当院では新たに「下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)」を導入します。

現在日本では年間約15~16万人が大腸がんと診断されており、全がんの中で男女合計1~2位となる非常に多いがんです。また初期は無症状で、目に見えない血便のみが症状であることも珍しくありません。

そのため、症状がないうちから、がん検診や人間ドックで定期的に大腸カメラを行うことがとても重要だと言えます。

当院では、全身麻酔を行いながら検査を行うことができるため、苦痛が少なく検査を受けることができます。
また、上記の胃カメラと同時に行うこともできるので、1日で効率よく胃腸の全体を検査することができる体制です。