北風と太陽

 

皆さんはイソップ物語の「北風と太陽」
をご存知ですか?

太陽と北風は旅人のコートをどちらが先に脱がせることができるか?を競います。
北風は強い風で吹き飛ばして脱がそうとします。すると、旅人は飛ばされまいと必死にコートをおさえます。
太陽はポカポカに照らして、時間はかかっても自ら脱ぐようにしむけます。すると、旅人はコートを脱ぎます。
太陽の勝ちです。

そこから転じて、物事に対して厳罰で臨む態度と、寛容的に対応する態度の対比を表す言葉として用いられています。

手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、ゆっくり着実に行う方が、最終的に大きな効果を得ることができる。また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという組織行動学的な視点もうかがえるのです。

私は物事に対して寛容的に対応できる人間になりたいといつも思っています。

その方が楽しく生きられると思うのです。

コロナ渦中、皆さんそれぞれのコミュニティーのなかで沢山の規制があったり、不安でいっぱいだと思いますが、
一人ひとりが太陽のような気持ちなら
コロナを乗り越えていけるんじゃないか、、
と私は考えています(^-^)

今日はクリスマス。
良い1日をお過ごしください。


加藤医院 鈴木