予防接種

各種予防接種

各種予防接種を取り扱っております。ご希望の方はお気軽にお問い合わせ下さい。

なお新型コロナワクチンについての運用はこちら、ワクチンについての詳細は以下の医師ブログのリンクをご覧ください。

 

インフルエンザワクチン

当院ではインフルエンザワクチンはシーズン中は随時実施しております。インフルエンザワクチンは重症化予防や集団免疫の観点からは非常に重要です。是非シーズン開始前に接種を済ませておきましょう。

接種開始時期はこのHPでもお知らせいたします。

 

肺炎球菌ワクチン

65歳以上の方に是非検討していただきたいのが肺炎球菌ワクチンです。

65歳を過ぎると肺炎にかかる割合が上昇し、高齢になればなるほど肺炎による死亡率が上昇します。また脳梗塞や糖尿病、慢性心疾患、慢性肺疾患、気管支喘息などの基礎疾患があると、 肺炎にかかるリスク、症状が悪化し要介護状態や死亡につながるリスクは更に上昇します。

この肺炎のうち約40%が肺炎球菌によるものとされていますが、このワクチンは肺炎球菌による肺炎の重症化を抑制する効果があります。

肺炎球菌ワクチンにはニューモバックスNP(23価ワクチン)とプレベナー13(13価結合型ワクチン)の2種類があり、これらはどちらか、ではなく、どちらも接種することが推奨されています。

ニューモバックスNPは肺炎球菌の中の多くの種類に効果があるとされている一方、プレベナー13は記憶免疫と呼ばれる高い免疫効果を期待することができるため、これらの相乗効果が期待できるためです。

ニューモバックスNPは初回、指定された条件や年齢によって自治体による助成があり、また5年間あけて複数回接種する必要があります。一方プレベナーは現在のところ任意接種のみで、生涯に1回接種すれば有効性が続くとされています。

 

2024年1月14日追記:肺炎球菌ワクチンの自治体からの助成の特例措置が、2024年3月末で終了する見込みとなりました。

 

23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)に関しては、本来の接種対象者は、65歳、および、60歳以上65歳未満の一部のリスクの高い方となっています。
あわせて現在は特例措置として、今まで接種したことがなく、各年度に(つまり今年は2024年3月31日時点で)65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方もすべて追加対象者となり、市町村に申し込むことで4000円で接種ができます(本来は当院では税込9900円です)。

この措置が終了し、4月以降は本来の接種者(65歳、および60歳以上65歳未満の人の一部のリスクの高い方)のみが対象となります。

 

特例の追加対象者(今まで接種したことがなく、各年度に(つまり今年は2024年3月31日時点で)65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方)に関しては、3月までが助成を受けて接種をしていただける最後の機会となります。

ご希望の方は、お早めに市町村にお申し出頂き、接種をご予約下さい。

 

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチンであるシングリックスの接種を行っています。

帯状疱疹は一度罹患すると、その後遺症である神経痛と長年付き合っていかなければならなくなることがあります。このワクチンはその発症を90%抑えることができます。
現在のところ2か月の間隔で2回接種していただければ、その後の追加接種の必要はなく一生効果を保つとされています。

 

子宮頸がんワクチン

子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって起こります。
子宮頸がんワクチンHPVの感染を予防する効果があり、これにより子宮頸がんを防ぐことができるワクチンです。
子宮頸がんはワクチンによって防げるがんであり、是非接種していただきたいワクチンです。

現在国では、公費で自己負担なく、子宮頸がんワクチンを定期接種する事業を行っています。

対象となる年齢は、本来は小6~高1の女性の方となりますが、1997年4月2日以降にお生まれで過去に定期接種の機会を逃した女性の方も、「キャッチアップ接種」といって、同じように公費でワクチン接種できます(現時点では2025年3月までの予定)。

また自費にはなりますが、産婦人科診療ガイドラインでは、27歳から45歳でHPVワクチンを接種していない女性は、医師と相談の上、接種を検討することが勧められています(46歳以上の方は推奨されず、8歳以下の方は対象外です)。

現在当院では4価ワクチンである「ガーダシル」9価ワクチンである「シルガード9」を取り扱っています。
接種は2~3回で、詳しくは以下の通りです。

ガーダシル(4価)  3回

・初回接種から2か月後に2回目、6か月後に3回目


シルガード9(9価) 2回または3回

・1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合:2~3回(初回接種から5~6か月空けて接種すれば2回で終了することが可能。2回目を5か月未満で接種すると3回目が必要) 

・1回目の接種を15歳になってから受ける場合:3回(初回接種から2か月後に2回目、6か月後に3回目)

 なお茅ヶ崎市では中1、高1の女子に予診票を送付(昨年度送付された方は現在中2、高2の方です)、キャッチアップ接種対象の方には個別通知が発送されています。
ご不明な点は窓口でお聞きください。

 

 

 

それぞれのワクチンの接種スケジュールについては、お気軽に医師にご相談ください。

 

★それ以外の予防接種を希望される場合は、ご来院前に必ずお問い合わせ下さい。

 

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各種予防接種の料金(税込)

 
麻疹(要予約) ¥5,500
水痘(要予約) ¥8,800
風疹(要予約) ¥5,500
おたふく(要予約) ¥6,600
インフルエンザ ¥4,000
A型肝炎(要予約) ¥7,700×2回
B型肝炎(要予約) ¥7,700×3回
23価肺炎球菌(ニューモバックスNP)(予約不要) ¥8,800
13価結合型肺炎球菌(プレベナー13)(予約不要) ¥11,550
風疹・麻疹混合ワクチン(要予約) ¥7,000
日本脳炎(要予約) ¥5,500
MRワクチン(要予約) ¥7,700
シングリックス(帯状疱疹ワクチン)(要予約) ¥22,000×2回
市の予防注射負担金(税込)
 高齢者インフルエンザ
(65歳以上)

¥2,000(生活保護のかたは免除)

高齢者肺炎球菌(ニューモバックスNP) 
(その年度の3月までに65、70、75、80、85、90、95、100歳となる方)
(要問合せ)

¥4,000(生活保護のかたは免除,生涯1回) 

成人風疹(要予約) ¥3,000
お問い合わせください